カルチャー

『PLUS DESIGN VISION AWARD』会社と個人、パーパスの重なりを探す。

2021.10.7

# プロジェクト# アワード# プレゼンテーション

2021.10.7

半期に一度開催される社員プレゼン大会『PLUS DESIGN VISION AWARD』。自ら手を挙げた発表者たちが、会社が掲げるビジョン/ミッション/バリュー/パーパスを軸に、様々なテーマでプレゼンテーションを行いました。新卒の初めてのプロジェクトの取り組みや、数年間長きにわたって取り組んでいるサービスの半期成果報告など、色々な観点でのプレゼンが行われ、社員全体での共有値も高まり、現在の強みや今後伸ばしていくべき方向性も見えてきました。ではなぜ、このようなアワードを行うのか。運営チームの意図や、発表者の声などから紐解いてみます。

会社にパーパスがあるように、個人にもパーパスがある

プレゼンテーションという性質上、評価する側とされる側に分かれるものの、このアワードは良い/悪いを評価する場ではありません。会社が掲げるビジョン/ミッション/バリュー/パーパスと、個々人の半期の活動の重なりを確かめる相互理解の場・機会として行っています。

運営責任者のCHROの鍛冶村は
「半期に一度のスパンで、成果発表をすることで、自分自身の考えや方向性を振り返る良い機会になる」
と意図を語っています。

クライアントとのプロジェクトやクリエイティブワークは、開始から終了(納品や契約満了)までの時間軸をお客様が決めることが多く、その時間軸の中で結果や成果を確かめていくことがほとんど。一方で、個人やチームにおいては、達成したい目標やありたい姿に対しての進捗は、「自分たちの時間軸」で確かめることができます。自分でマイルストーンを定め、成果や課題を振り返ることで、個人として、そしてチームとしての価値が発揮できているのかを確認できます。『PLUS DESIGN VISION AWARD』を開催するのはそんな振り返りのきっかけを提供するためです。特に、会社が掲げるパーパスと、個人のパーパスが重なりのある状態で業務に取り組めているのかを発表者自身が考察する機会として重要視しています。

ビジョンは先にある「なりたい姿」。一方、バリューは「今日この瞬間」から実践できること

半期ごとの開催ということで、ビジョンやミッションを意識した長期的・総合的な観点でプレゼンをまとめたチームが多いなか、評価を集めたのはバリュー軸で「特定のクライアントやプロジェクトに対して発揮した価値」にフォーカスしたチーム。定量的な指標や、ファクトベースで語られるため、プレゼンストーリーの輪郭がはっきりしていて解像度も高く、共感を得やすい内容にまとまっていました。

審査員の1人を務めたCCOの山木は
「こういったプレゼンはエモーショナルな方向に、もっていきたくなりがち。そこをぐっとこらえて、半期という期間に区切られている意味にフォーカスできているチームは内容が伝わりやすい」と話す。

続けて
「大事なのは、この機会を経て次にどう生かすのか。今日この瞬間から、個々人が発揮すべきバリューを考え、行動に移すこと。これがすべて」
とコメントしました。

もちろん、根本にあるパーパスに目を向けて、先にあるビジョンを目指し続けることも重要。ただ、遠い目標までの展望を話すだけでは、漠然とした内容になってしまいがちです。半期ごとに行われるこの機会は、いま足元で発揮すべき価値、発揮した価値に目を向けながら、少しずつビジョンに近づいていく実感値を、会社としても、個人としても得られる機会なのかもしれません。

アウトプットしてみることで初めてわかった、自身のパーパス(存在意義)

全10組がプレゼンした『PLUS DESIGN VISION AWARD』。そのあとの会話では、参加チーム、個人からはこんな感想が上がってきました。

「普段のプロジェクトでは、クライアントのパーパスを起点に企画やアウトプットを行いますが、自分自身のパーパスに目を向ける機会はあまりありません。いいきっかけになりました(ディレクターの大原)」と

私たちが掲げる「DESIGN FLOW」における一番最初の起点は、対象に対して「理解・共感をすること」です。そして、相手に共感するよりも前に大事なのが、自分自身に共感することです。これは言い換えると「自分自身を信じているか」とも表現できます。

「プレゼンを通して、自身の仕事の進め方や成果を振り返ることができました。何を大切な価値観として仕事をしているのか。また、より良い取り組みにするためにはどこが足りなかったのか。そんなことに向き合えた時間だったと思います(プロジェクトマネージャーの小畑)」

このプレゼン大会は、「自分が信じている自身の価値」を発表することを通して、自分自身のパーパス(存在意義)の解像度を上げる場になっているのです。

「何を、どうやって」も大事だが、常に「なぜ」という視点を忘れない。

クライアントの目指す姿や得たい成果を達成するためには、何を、どうやって、という部分にフォーカスをすることが非常に重要です。ただそれと同時に、「なぜそれを目指すのか?」という起点から考えることも同じくらい重要です。WHYを共有することで、WHATとHOWの精度も上がっていくからです。
クライアントや携わる担当者の方のパーパスに目を向けられれば、なぜその成果を求めるのかについての理解が深まります。そこからさらにもう一歩踏み込んで、「共感」することができれば、並走するパートナーとして高い成果がおのずと生まれていくはずです。この半期のアワードプレゼンでも、各チームの発表内容からそのような文脈のストーリーが多数語られていました。

クライアント、会社、チーム、個人、それぞれのパーパスを理解・共感し、その重なりを探めていく。そして自分たちが発揮できるバリューを最大化していくことで、より良い成果を生み出していく。そのサイクルを続けていくことが非常に重要であると感じたアワード。次回開催は来年2022年春。またそのときに、レポートをしたいと思います。

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