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Career

「相手を思いやる最高のパスをしたい」新卒一年目のディレクターが語る視点の幅の大切さ。

2022.2.18

プラスディーでは、“人や企業の営みのすべてが、デザインの対象であり得る”という考えから、2021年9月より、社員全員が「X Designer」として自身の肩書を定義した。対象には、ディレクターやエンジニアなどのクリエイティブ職はもちろん、広報や経理などのバックオフィス職も含まれる。全員がデザイナーを名乗ることで、社内外にどんな変化が生まれるのか当事者である社員へのインタビューから明らかにしていく。

今回インタビューするのは、2021年に新卒として入社した、ディレクターの鍋谷美月。チームを繋ぐ架け橋となるため、相手を思いやったコミュニケーションをとりたいと話す彼女に「Angel Pass Designer」を名乗る理由を聞いた。

profile
鍋谷 美月:ディレクター「Angel Pass Designer」

小学4年からチアを始め、大学1年次は埼玉西武ライオンズ、大学2年次は横浜F・マリノスのチアリーダーとして活動。チアリーダーの価値や、可能性をより広げる事にやりがいを感じた経験から、多角的な視点で、本質的な価値を追求していくプラスディーに興味を持つ。2021年新卒入社。
趣味は横浜F・マリノスへの課金(1着2万円のユニフォームをワンシーズンで3枚購入)。ホームの試合はほぼ毎試合スタジアムに足を運ぶ。自身でもフットサルに参加し、女子サッカーマガジンのTwitter運用や選手インタビュー等も務める程、サッカーに染まってきている日々。
札幌出身のどさんこ。立教大学経営学部国際経営学科卒。

「好きなことを仕事に」が叶った新卒1年目

――2021年新卒として入社した鍋谷さん。現在の業務内容を教えてください。

オープンハウスに常駐し、主にマンション事業の業務を行っています。例えば、オープンハウスのInstagramやLINEの運用・企画、広告制作のディレクション、広告動画制作、Webサイトの改善などを担当しています。最初はInstagramの運用だけを任せていただいていたのですが、自主的に企画を提案していたところ、サイト改善のアイデア出し会議に呼んでもらえるようになりました。そこから、LINEやTikTok、マンション事業のマーケティング全体まで関わる範囲が広がっていって現在に至ります。
具体的な成果としては、オープンハウスが手がける高級マンションブランド「オープンレジデンシア」のInstagramのフォロワーを10ヶ月で10倍にすることに成功しました。今はマンション事業のマーケティングのプロフェッショナルになれるように頑張っています。

――プラスディーへ入社した理由を教えてください。

入社の決め手は2つあります。
1つ目は、「仕事とプライベートの境目がなく、幅広い仕事ができそうだ」と思ったからです。
オンとオフをはっきり分けたいという人が多いようですが、私は逆で常にアンテナを張った状態でいるのが理想なんです。だから、色んなことに触れて、色んなことを知ることができそうなプラスディーに入社を決めました。
実際に働きはじめて、仕事と私生活がいい影響を与え合っているなと感じることがたくさんあります。例えば、私はあるサッカーチームの大ファンなんですが、そのことがSNS運用の仕事に活きています。オープンハウスはプロスポーツチームをスポンサードしているので、チームに関する投稿やキャンペーンをすることがあります。そのとき、どんな内容にしたらファンの方がオープンハウスに好感を抱いてくれるのか、自分自身がスポーツファンだからこそリアルに想像できます。
反対に、仕事を通して得たビジネス視点やマーケティング視点のおかげで、サッカーのクラブ運営をより深く考察できるようにもなりました。
オンとオフが混ざり合うことで、どちらもより楽しくなっていると感じます。といっても、全員が全員そうではなく、オンオフのメリハリを付けた働き方をしている人もいるんですけどね。

2つ目の理由は、「チーム一人一人を尊重するフラットな環境」に魅力を感じたからです。
学生時代、チアをやっていたのですが、年齢や入った順番は関係なく、お互いのために教え合い、意見を言い合えるフラットな環境が好きでした。自分が後輩でも、得意なことは先輩に教える。反対に苦手なことは、それが得意な後輩に教えてもらう。忖度なく、アウトプットのクオリティを高めることに集中できる関係性は自分に合っていました。当時のチームのように上下関係を気にせず意見を言い合える環境に身を置きたくて、会社選びの軸の1つに据えていました。
プラスディーの面接は、他の企業と違って、優しく話を聞いてくれるだけでなく、間違っているところや私の弱い部分を指摘してくれて、本気で一人一人に向き合ってくれる会社なんだと感じたのを覚えています。その場限りではなく、その後に活きる気づきを与えてくれる面接でした。
この2点から、自分の特性に合った会社だと感じ、入社を決意しました。

――鍋谷さんはインターン生として入社前からプラスディーで業務を行っていましたが、インターンはどうでしたか?

できるだけ早くプラスディーで仕事をしたくて、2ヶ月半と期間は短いですが、インターンをさせてもらいました。
業務としては、今やっているのと同じ仕事を当時からいくつか任せてもらっていました。例えば、オープンハウスの戸建て事業のInstagramの運用や、オープンハウスがスポンサードするプロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」についてのリサーチなど。このリサーチで、調べる習慣やコツが身につきました。調べるだけでなく、なぜそうなのかという理由や背景まで考えるようになったのは、自分にとって大きな変化でした。日常生活でも、「なぜ」を常に考えるようになったと思います。

インターン期間中に印象深かったことは、「先輩社員の程よい距離感」です。
私にとってはこの環境がすごく仕事を進めやすかったです。どうしたら効率よく仕事を進められるかだけ教えてもらい、「後は自分で考えてやってみて」というスタイルでした。「作業は2割くらい進めた段階で、方向性がずれてないか確認してね」というリスクヘッジだけして、インターン生にも自分で考え工夫する余白を残してくれました。
そんな環境だったので、Instagramの投稿を任された際に「投稿だけでなく新たな取り組みもやってみませんか?」という提案ができました。それがきっかけで、今は別の事業のアカウントや中途採用アカウントの運用も任せてもらえています。自由だからこそ、自分で考える力や、自分から仕事を取りに行こうとする力が身についたのではないかと思っています。

「自分の企画の一番のファンになれているか?」を自問した学生時代

――大学ではどんなことを学んでいましたか?

国際経営学科に所属し、マーケティングや経営を学んでいました。ゼミでは、英語でスポーツマーケティングを学び、ケース分析やプレゼンを通して、アウトプットもしていました。例えば、Coca-Colaやマイナビの方をお招きし、企画提案のプレゼンテーションを行いました。

――どんなプレゼンをしたのですか?

Coca-Colaのプロジェクトでは、「東京2020オリンピックに向けて、Coke ONアプリを活用して、どうCoca-Colaのビジネスを高めるか?」というプレゼン課題に対して、「Coke Mii」という企画を提案しました。任天堂Miiとコラボし、Coke ONアプリでMii(アバター)を育てて、その育ったアバターでオリンピック種目のゲームに挑戦できるという企画でした。
Coke ONアプリはダウンロード数に対してアクティブユーザーがやや少ないことが課題の一つだったので、休眠ユーザーをアクティブにするにはどうすればいいかという視点で考えました。

マイナビも五輪に絡めたプロジェクトで、「マイナビ所属のフェンシング選手(宮脇花綸選手・才藤歩夢選手)の認知度を高めるためには?」というプレゼン課題をいただきました。私たちが提案したのは、マイナビ東京ガールズコレクションへの起用です。10〜20代の女性をターゲットとし、そのターゲットがどうしたら認知してくれるか、認知を広めてくれるかを消費者行動モデルDUAL AISASを活用してプランニングしました。

――そこからどんなことを学びましたか?

客観的な視点を持つこと・自分ごと化することの重要性を学びました。
自分で企画を考えていると、愛着が湧いてくるからか「すごくいい企画じゃん!」となりがちで。実際にこの両方の企画で、「自分の企画、めっちゃセンスある!」と思っていたのですが、プレゼン後にもらったフィードバックでは、「ありきたり。消費者行動モデル使ってたり、数値周り計算してたりで、別に悪くはないんだけど、心は動かないよね」と言われ(笑)。冷静になって考えてみると、「確かに面白くないし、別に自分はやってみたいと思わないかもしれないな」と思いました。

オープンハウスのお仕事を例にすると、「このマンションのこんな部分を知ってもらいたい」という発信側の都合ではなく、「どんな内容であれば、心が惹かれるか」という受け取り手の視点を持つようにしています。
そして最後は自分ごと化して、「本当に自分の心が動かされるか?」「この企画にワクワクするか?」を考えることが大事だと学びました。

――学んだことの中でプラスディーで活かせていると思うところがあれば教えてください。

「客観的な視点を持つこと」は活かせていると思います。
自分の視点だけでなく、お客様や、事業会社の視点。あるいはプラスディーのクリエイティブコミュニケーション局やオープンハウスに常駐しているメンバー、経営層の視点などで物事を考えられるようになってきていると思います。
特にお客様の視点については、SNSの運用をしているからこそ、キャッチアップできる生の声があると感じています。

また、自身もTwitterやInstagramを駆使してオープンハウスについてリサーチを行い、お客様の立場に立ってアウトプットを見た時にどう感じるのかを検証してみています。普段からプロジェクトを一緒に動かしている常駐先の方からも「鍋谷さんは作業者にならず、お客様の視点で考える能力が高い」と言っていただけました。

これらは、プラスディーに入社してから、上司に教えていただいたからというのも、もちろんありますが、色んな視点を持つ大切さを大学時代に学んでいたからこそ、教えていただいたことをすっと吸収できているのではないかと思います。まだまだ読みが甘い部分も多いですが、色んな目線で物事を見ることができつつあり、とても楽しいです。

――プラスディーに新卒で入るならどういう人が向いていると思いますか?

素直な人、主体的に動ける人は活躍できると思います。
私の「素直な人」の定義は、相手のいうことをすべて受け入れる人ではありません。自分の意見があればきちんと伝えるべきだと思います。相手の意見も聞きつつ自分の意見も言える人が向いていますね。
あとは、当たり前ですが、他責にしない人が成長できると思います。失敗は、自分の特性や欠点を見つめ直す機会だとも言えます。反省して次に活かせば、むしろ成長のきっかけにさえなります。それなのに、人のせいにして向き合うことから逃げてしまうと、いつまでも改善できないですよね。

プラスディーは、新卒でも裁量の大きい仕事を任せてもらえるし、新しいことに挑戦させてもらえる環境なので、自分の失敗から目を背けずに立ち向かえる人は伸びるんじゃないかと思います。

2つのチームを繋ぐ架け橋となるため、思いやりのあるパスをする

――自身を「Angel Pass Designer」と定義した理由を教えてください。

私の推しサッカー選手である、横浜F・マリノス 水沼宏太選手のような、相手を思いやる最高のアシスト、いわゆるエンジェルパスをしたい。そんな思いから「Angel Pass Designer」と定義しました。
というのは、半分本当で半分冗談ですが……(笑)。

私は仕事をしている中で、コミュニケーションを一番大切にしています。
生活者と事業会社、事業会社とプラスディーの間を繋ぐ架け橋になりたいです。
例えば、生活者のご不満やご意見などネガティブな事から、ポジティブなことまで、事業会社側にいると当たり前になってしまっていて気づけない点があるかと思います。一歩引いた立ち位置にいる私だからこそ気付けることもあるはずなので、それを丁寧に汲みとり、共有し、課題解決に向けて進めるためには、どう動くのが最善かを常に考えるようにしています。

逆もまたしかりで、生活者が事業会社の思いを完璧に汲み取ってくれはしません。間に立つ人間として、双方の思いの本質を見抜いて、良好に繋げるためのコミュニケーション(=パス)をデザインしたい。
そのためには、色々な人の立場に立って、どうしたら双方の思いをうまくキャッチアップして伝えられるか、エンジェルパスができるかを常日頃から考えていますね。

――常駐先や社内でのコミュニケーションで、エンジェルパスするために意識していることは?

意識していることは2つあります。

1つ目は、素直に聞くこと。
橋渡しをする人の認識に齟齬があってはいけないので、分からないことは素直に聞くようにしてます。

2つ目は、相手の気持ちを考えること。
エンジニアさんやデザイナーさんにどうしたらわかりやすく伝えられるかや、話している相手は何を求めているのかなどを考えています。

先日、あるプロジェクトでエンジニアさんから、「鍋谷さんの指示が良いからすぐ対応できる」とチャットをいただきました。Webサイト内のテキスト修正の指示だったのですが、修正箇所を検索で探せるように差し替え前のテキストを入れつつ、視覚的にも分かりやすいよう画像も添えました。
相手が次にとる行動を想定した依頼の仕方を意識したのですが、その工夫が伝わっていて、思わず嬉し泣きしそうになりました。
「Angel Pass Designer」への道を極めていけるように努力を続けます。

自分に力をつけ、周囲の人に恩返していきたい

――「Angel Pass Designer」として今後挑戦したいことは?

素直に言うと、早く上にいきたいです!(笑)
役職も、スキル面でも、自分に力をつけて先輩方のように、沢山の人を巻き込みながらプロジェクトを動かしていきたいです。
プラスディーに入社して、有り難いことに周りの環境にすごく恵まれているので、早く恩返しができるよう、もっと力をつけたいと思っています。

「Angel Pass Designer」としては、自分がされて嬉しかったことや勉強になったことは、是非後輩にも教えてあげたいと思っていて、マネジメントに挑戦してみたいですね。
プロジェクトに関しては、今担当させていただいているSNSに関するノウハウを更に学んで、今運用を任せていただいているSNSアカウントを、更に成長させていきたいです。
いま社会的に関心が高まっている、SDGsやジェンダー、人権問題も学生の頃から学んでいました。「話題になっているから取り入れる」ではなく根本的な意味を理解した上で行動してもらえるよう、まずは自分の身近なところから変えていければと思っています。
あとは、サッカーが好きなので、スポーツに関わる仕事もしたいです。

2年目も、仕事とプライベートどちらも全力で楽しみ、自分と関わってくださるみなさんのために、更に高い成果を生み出していきたいです。

写真:西田優太

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